小児歯科
初めての歯医者さん選びが、お子様の歯の一生を左右します。
お子様のお口周り、ぜひ岩崎歯科にお任せ下さい。
虫歯のない白い歯。整った歯並びと正しい噛み合わせ。
それは一生の財産です。
子供のうちから、きちんと手当て、予防をしてゆけばそれらは実現が可能です。
当院では、虫歯治療、歯並び、噛み合わせの矯正などの治療の他、定期健診も行っております。
また、お口の中の菌の数をコントロールするプログラム(THWP)もご用意しています。 ご興味のある方はぜひご覧ください。
お口の健康手帳を配布しております
当院では、検査をした後に患者様お一人お一人へ
「歯の汚れ診断書」と「ムシ歯診断書」をお配りしております。
下記に記載されている診断書は、その一例です。
歯について、ご不明なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
(例)歯の汚れ診断書
No.999999 岩崎 KIDS 検査日 2012.08.26 術前
赤く色のついている部分が、あなたの歯のみがき残しとなっているところを表しています。 あなたの歯のみがき残しはほとんどなく、とてもよい状態です。この状態を保っていきましょう。今後は、6か月または1年に1回は歯みがきの状態をチェックできるよう、心掛けて下さい。 歯と歯の間、歯ぐきの近くの汚れは一番落としにくく、みがき残しとなっています。この汚れを落とすためには歯ブラシの毛先を使って動かすことです。汚れの落ちるみがき方を覚えましょう。
(例)ムシ歯診断書
No.999999 岩崎 KIDS 検査日 2012.08.26 術前
CO: COは、放っておくとムシ歯になってしまう可能性があります。ムシ歯にならないよう予防しましょう。
C1:歯の表面のエナメル質に及んだ状態で、痛みはあまり無く治療も極簡単です。
C2:エナメル質よりも柔らかい象牙質にまで及んだ状態で、冷たいものがしみる等の自覚症状がでてきます。治療がやや複雑になり、麻酔を必要とすることもあります。
C3:すでに神経にまで及んでいるため、痛みのため寝付かれないこともあります。炎症を起こしている神経を取り除く治療が必要です。
残根:C3が悪化した状態で、残根と表示しています。歯の表面はもとより内部の神経も破壊されており、元に戻すことはほぼ不可能なため、歯を抜くことが必要です。
あなたの歯の状態が絵で表示されています。
あなたのお口の中にムシ歯はなく、とてもよい状態です。これからは、6か月または1年に1回は先生にみてもらい、早くムシ歯を見つけ、治しましょう。そして、歯が痛くなったり、ムズムズしたらすぐ歯医者さんにみてもらいましょう。
定期健診
定期健診を受けるメリット
定期健診を受けている人とそうでない人では、歯の寿命に差があります。
「虫歯の早期発見→早期治療が歯を長持ちさせます」というのは、ひと昔前の話。
「歯を長持ちさせるためには、できる限り削らない方が良い」という考えのもとに、“虫歯を早期発見し、それ以上進行をしないようにくい止める”ことが大切であり、そうするにはどうしたら良いかを患者様に伝えるために健診があると私たちは考えています。
虫歯は予防できます。乳歯が虫歯になってしまっても、最初の永久歯が虫歯になってしまっても、まだまだ遅くはありません。継続的な健診を受けることで、噛み合わせや歯並びなど、子供のときに起こりがちなトラブルを見逃すことも少なくなります。そして、何よりも「自分の健康は自分で守る」という“健康観”が身に付くということは、お子様にとっても大きな財産ではないでしょうか?
定期健診を受けるメリット
子供は日々成長し、それに伴い歯の状況も変化しています。
虫歯や噛み合わせ・歯並びなどの適切な治療時期を逃すリスクが減ります。
その時々のお口の中やホームケアの状況、
ライフステージを考慮した一番効率の良い予防方法を知ることができます。
“虫歯ができていきなり治療”というのでは、
お子様にとって歯医者は嫌なところという認識にしかつながりません。
お子様にしてみれば、定期健診は簡単です。
「ちゃんとできた!」という自信にも結びつきますし、
泣いて暴れて歯医者に連れて行くだけで大変という、保護者の皆様の悩みも解決することができます。
小児歯科 Q&A
Q:乳歯がまだ残っているのに永久歯が生えてきました。どうしたらいいですか?
A:永久歯が生えてきて、しばらくたっても乳歯が抜けない場合、抜いてあげる必要があるかもしれません。永久歯が正常な位置に生えることができない場合があるからです。もちろん、そのままにしておいても自然に乳歯が抜けることが予想されれば無理に抜くことはありません。
Q:指しゃぶりをするんですが、歯並びが悪くなりますか?
A:時期によって影響は違います。3歳くらいまでは指しゃぶりをしていても心配はありません。3歳以降にアゴに加わるおしゃぶりの弾力がアゴの成長に影響し、歯並びに異常が起こることもあるようです。悪影響を及ぼさないためには、やめさせる時期は4歳までがボーダーラインかもしれません。
Q:反対咬合って、自然に治るでしょう?反対咬合は遺伝しますか?
A:永久歯が生えるとき、自然に治ることがあります。ただしかなり少数例です。下の前歯が5~6本、逆の噛み合わせになっている。近親に反対咬合の人がいる。これらの場合、自然に治る可能性は極めて少ないと考えて良いでしょう。なぜなら、反対咬合は遺伝するからです。顔形はご両親に似ます。しかし、早めに対処することで、かなり改善することができると考えています。
Q:妊娠中歯科治療できますか?レントゲン写真、麻酔、薬の服用は影響ありますか?
A:基本的にほとんどの治療が可能です。レントゲンや麻酔も心配いりません。ただし、できれば安定期に入ってから始めましょう。一般に15週以降がよいとされます。
Q:妊娠中にカルシウムをたくさん取ると、子供の歯は強くなりますか?
A:歯の栄養になるためには、カルシウムだけでなく、ビタミンA、CやDの栄養素を含む食品、リン、たんぱく質をバランス良く取ることが大切です。 妊娠中に必要なカルシウム量は1日1000mg程度です。他の栄養素に比べてカルシウムを多く取りすぎると、ミネラルのバランスが崩れて貧血になりやすくなる可能性がありますので、バランスが大切です。